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刑事一代

こんにちは。

久々に本格的なドラマを見ました。

おとしの八兵衛といわれた昭和の名刑事 平塚八兵衛のドラマ

やはり渡辺謙さんは、すごかった。

こういうドキュメントが元になるドラマにありがちな
余分な描写がなく

事件の概要をさっと出し、容疑者を登場させて犯人の用意した
周到なアリバイを崩す

2夜 4時間半の中で、出てきた事件が4つなので
いやでもスピードが速くて、それが逆によかった。

しかし、本部との軋轢が実際の現場でもココまでとは

手柄の取り合い、メンツ、他のチームとの確執など
踊る・・や相棒などの比ではなく


帝銀事件の犯人逮捕のため小樽へ行く予定が
本部で旅費をストップされてしまい

八兵衛の上司は家と電話を銀行の抵当に入れてお金を借りてきました
同じ事件の捜査をする警察内部で、こんな妨害はありえないと思うほどです

血液反応が出ない犯人のレインコート 防水加工が
鑑識の検査をすりぬけることを証明するために

病院から血液をもらい、自ら検証 執念の逮捕

そして吉展ちゃん誘拐殺人事件

犯人役の萩原さんがまたうまいし。現場に赴き1つ1つ
アリバイを崩していく 何速も靴をすりつぶす刑事って
今は昔の話なのか

徹底的に戦う刑事と容疑者 時間切れ、あきらめた時
もらした一言でついに決着が

相棒となる高橋克典さんもすごくよくて

ちょい役でもいい役者さんがいっぱい

八兵衛さんのすごいところは、ただ勧善懲悪ではなく、
罪を認めた犯人への思いやり、相手を本当のところでわかろうとする
気持ちがとても人間らしくて

だけど、時代の流れに逆らえない
新しい時代の事件 三億円事件の解決がならず
かつての部下 やまこーに、もうあなたの時代のころとは違うといわれてしまう

大きな事件と格闘してきた刑事は、ついに自ら職を辞して
66歳で亡くなります

刑事ものの前に人間ドラマであり、罪を償うこと、償わせること
プロってどういうものなのかとか
いろいろ考えさせてくれる名作でした。

テレ朝、ものすごくがんばったなあー。
視聴率も19%、20%と大健闘。ドラマ離れの今、
2夜 4時間半、飽きずに視聴者を引っ張ったのは

役者、脚本、演出、全部がピタッと組み合わされた結果かなあ。

最近、ファーストフードのように
数字の取れる若手俳優と、お笑い芸人(なぜかたいてい1人はいる)と、派手すぎる番宣をセットで
安く早く手堅くのドラマが多い中

奇をてらわない「老舗料亭の本格味」って感じのドラマでした。
満足です。

この記事へのコメント
あいさん こんばんは!

新聞見てチェックしてたハズなのに、思いっきり見逃してしまいました(汗
何事もそうなんですけど、やっぱり見てる感じと実際は違いますよね。
華やかで楽しそうに見える着ぐるみの中では大汗かいて必死になってるのと同じように、刑事さんもカッコイイとか大変な仕事とかだけでなく、競争世界なのかもしれないですね。

ああ…見たかったなぁ…。
Posted by まーうさ at 2009年06月23日 20:45
あいさん、おはようございます。

「刑事一代」録画してたのを見ました!
凄かったですね!
昭和という時代の暗い部分が、徹底的に描かれていたと思います。
吉展ちゃん事件のやりきれない結末については、
私にもおぼろげな記憶があります。

謙さんが、潔くどんどん年をとっていくのには、頭が下がりました。
本物の役者魂を感じました。
Posted by nori at 2009年06月24日 08:31
まーうささん、こんにちは。
よかったですよ。再放送があればいいんですが。
お決まりのただ犯人を追い詰めるだけの刑事でなく、退職後犯人のお墓で号泣するシーンは胸に迫りました。

noriさん、こんにちは。
謙さんじゃないとあそこまで、見ている人を引き込めなかったかもしれませんね。
ただアリバイ崩しの刑事ものじゃなく、ちゃんと人間の血が通っていた主人公の描き方でとてもよかったです。
Posted by あい@お返事2 at 2009年06月24日 23:39
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